ボケの挿し木|花瓶の枝から新芽が出た!3パターンで検証【実録】

庭に咲いたボケ(白寿)の花。春になり葉も伸びて元気な様子
季節の花

庭に咲いていた白いボケの花(白寿)を、花瓶に挿して楽しんでいました。

花が終わって葉がくたっとなりかけていたので捨てようと思っていたのですが、そのまま放置していたら…

なんと、古い葉が落ちて、新しい葉が次々出てきてすごく元気になっていたんです。

根は出ていませんでしたが、「これ、土に挿したら根付くんじゃない?」と思い、今回3パターンのボケの挿し木に挑戦してみました。

花瓶で新芽が出た枝の様子

まず、花瓶に挿していたボケの枝がどう変化したかを紹介します。

一輪挿しに生けたボケ(白寿)。大きな花が開きかけている

(写真1:花瓶に挿したばかりの白いボケの花(白寿)

最初はかたい蕾だったボケも、数日経つときれいに花が咲き始めました。

花が終わり、だんだん葉がくたっとなってきて枯れ始めたのですが、そのままにしていたら…

花が落ちて弱っていたボケの枝から、新しい葉が伸びてきた様子

(写真2:枯れかかっていたボケの枝から新しく葉が出てきた)

なんと、古い葉が落ちた後に新しい葉が次々と勢いよく出てきました。

捨てるつもりだったのに、まさかこんなに元気になるとは…。生命力を感じます。

根は出ていませんが、「これなら土に挿したら根付くかも」と思い、挿し木することにしました。

ボケの挿し木は意外と簡単

ボケの挿し木は、コツさえつかめば意外と簡単に増やせる植物です。

一般的には、9月〜10月、または6月が適期と言われていますが、4月でも挿し木できます。ただし、成功率は秋よりも低くなる可能性も。

私はこれまでいろいろな植物で挿し木をしてきましたが、適期ではない時期でも問題なく根づいた経験があります。

今回も「ダメ元でやってみよう」という軽い気持ちでスタートしました。

4月に挿し木するメリット

  • 剪定した枝を無駄にしない
  • 木を大きくしたくない時の剪定ついでにできる
  • 失敗してもともと、成功したらラッキー

今回のように「花瓶で新芽が出るほど元気な枝」なら、時期を問わず挿し木できる可能性があります。

教科書通りの時期じゃなく、4月の挿し木でも成功するか検証してみます。

ボケの挿し木に適した枝の選び方

新しい枝と古い枝、どちらを使う?

挿し木に使う枝選びで迷う人が多いですが、答えは「中間くらいの硬さの枝」です。

枝の硬さで選ぶのが正解:

  1. 新しすぎる枝(今年の春に出た枝):柔らかすぎて水分が多い → 腐りやすい ✗
  2. 中間の枝(去年伸びた枝):適度に硬く、栄養も十分 → これが理想的
  3. 古い枝(2年以上前の枝):硬すぎて発根しにくい ✗

4月の挿し木は去年の枝を使う

時期によって使う枝が違います

9〜10月の挿し木(秋):

  • 「その年に伸びた枝」=今年の春〜夏に伸びた枝を使う
  • この時期には、もう適度に硬くなっている

4月の挿し木(春):

  • 「その年に伸びた枝」=今年の春に出たばかりの新芽(まだ柔らかすぎて使えない)
  • だから去年伸びた枝を使うのが正解

今回、私が使ったのも、今年伸びた柔らかい先端部分を切り落として、その下の去年伸びた部分。

適度に硬く、栄養も十分なので、4月の挿し木には最適です。

ボケの挿し木|3パターンで実験

せっかくなので、庭に咲いているボケの枝も使って、3パターンの挿し木を試してみることにしました。

パターン1:花瓶の枝をそのまま挿し木

葉が伸びて回復したボケの枝をテーブルに置いた様子

(写真3:水に挿したボケの枝から新芽が伸びてきた状態)

花瓶に挿していた枝は、葉を落とさずそのまま土に挿します。

すでに新芽が出ているので、このまま根付く可能性が高そうです。

パターン2:新しく切った枝(葉を付けたまま)

葉を多く残したままのボケの挿し木用の枝

(写真4:庭から切り取ったばかりのボケの枝

庭からボケの枝を新しく切り取り、葉をできるだけ残した状態で挿し木します。

今年の細い新芽が先端に伸びていましたが、その部分は切り落としています。
ですから、写真は去年伸びた枝の部分になります。

パターン3:新しく切った枝(上部の葉だけ残す)

上の葉だけ残してカットしたボケの挿し木用の枝

(写真5:挿し木用に上部の小さな葉だけ残して整えた枝)

同じく新しく切り取った枝ですが、今度は上部の葉だけを少し残して、下の葉は切り落としました。

一般的な挿し木の教科書では「葉を減らして水分蒸散を抑える」と書いてあります。
ですが、私の経験では葉を残しても問題なく根づいたことが多いです。

葉アリと葉ナシでどちらが成功するか、比較してみますね。

ボケの挿し木の準備と手順

枝の準備

挿し木用に、枝は10〜15cmの長さに切ります。

葉や枝を整えたあと、切り口は斜めにカットして、1時間以上吸水させます。

土の準備

挿し木は、水はけの良い土が基本です。

一般的には赤玉土や鹿沼土を使うのが推奨されていますが、手元にあるもので試してみることにしました。

今回は、庭土(真砂土)に「花と野菜の土」を混ぜて使いました。真砂土は水はけが良いので、乾きすぎを防ぐために培養土を混ぜました。

挿し木する

3パターンで挿し木したボケの枝(左:水挿し枝/中央:葉少なめ/右:葉あり)

(写真6:ボケの枝を挿し木したときの様子)

左から水挿し枝、中央は葉少なめの枝、右は葉が多めの枝です。

庭土(真砂土)に培養土を混ぜたところに、3種類の枝を3〜5cmの深さで直接挿しました。
挿し木した後は、たっぷり水やりをしました。

比較的日陰になる場所に挿し木しましたが、直射日光に当てると枝が弱るので、最初の1週間は特に気を付けるつもりです。

挿し木の経過観察

3日目

ボケの挿し木3日目。日差しでしおれかけた葉が日陰をつくると回復した様子

(写真7:ボケの挿し木、3日目の様子 )

ボケの枝を挿し木して、3日経過しました。

挿し木した後、雨が降り続いたので安心していたら、3日目に朝から強い日差しが当たって、気が付いたら葉が全体的に弱りかけていました。

段ボールで日陰を作って様子を見ていたところ、夕方には写真のように元気になっていました。それでも花瓶に生けていた枝が、いちばん影響が大きいように見えます。

水をたっぷり吸水しているはずの枝の葉が、一番くたっとなっているのは意外でした。

7日目

※7日目の様子は現在観察中です。
変化があり次第、追記します。

どのパターンが一番元気か、しっかり比較していきますね。

ボケの挿し木で成功するコツ

今回の実験を通して、ボケの挿し木で気をつけるポイントをまとめます。

挿し木の時期

一般的には9月〜10月または6月が適期と言われています。

4月でも挿し木できますが、秋よりも成功率は低くなる可能性もあります。

置き場所

挿し木直後は、明るい日陰に置きます。

直射日光に当てると、葉から水分が蒸発して枝が弱ります。

1週間〜2週間は日陰で管理して、根が出始めたら少しずつ日光に慣らしていきます。

水やり

土が乾かないように、こまめに水やりします。

ただし、水をやりすぎると根腐れするので、土の表面が乾いたらたっぷり与える程度が良いです。

よくある質問

Q:挿し木の成功率はどれくらい?
A:ボケは挿し木しやすい植物なので、適切に管理すれば70〜80%は成功すると言われています。今回の実験結果は後日追記します。

Q:根が出るまでどれくらいかかる?
A:一般的には1〜2ヶ月で根が出始めます。ただし、時期や環境によって変わります。

Q:根が出たらすぐに植え替えて良い?
A:根が5cm以上伸びてから植え替えるのが安全です。焦らず、しっかり根が張ってから移植しましょう。

Q:花瓶の枝でも挿し木できる?
A:今回の実験のように、新芽が出るくらい元気なら可能です。ただし、根が出ていない状態なので、土に挿した後の管理が大事です。

Q:剪定した枝でも大丈夫?
A:大丈夫です。むしろ、剪定で切り落とした枝を捨てずに挿し木に使うのは、とても実用的な方法です。失敗してもともと、成功したらラッキーです。

まとめ

ボケの挿し木は意外と簡単です。 初めてボケの挿し木に挑戦する方でも、気軽に試せる方法です。

今回は、

  1. 花瓶の枝をそのまま挿し木
  2. 新しく切った枝(葉を残す)
  3. 新しく切った枝(葉を減らす)

の3パターンを試してみました。

4月の挿し木は適期ではありませんが、剪定で切り落とした枝を捨てるくらいなら、ぜひ挿し木に挑戦してみてください。

失敗してもともと、成功したら新しい株が手に入ります。

どのパターンが一番成功するか、経過を随時報告していきます。

あなたも、花瓶に挿したボケの枝が元気なら、ぜひ挿し木に挑戦してみてくださいね。

※結果は随時追記していきます。

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